ティ-カッププードルと暮したい
愛犬のしつけ方は「従うのがうれしい」と思うように、しつける事です。
おやつやおもちゃを使ったしつけ方法は、飼い主の言うことをきけば、ご褒美をもらえるという、獲物を獲得するゲームだと犬は捕らえています。
あなたの言うことに従っていると言うよりは、獲物がほしいから、従っているフリをしているだけなのです。
おやつやオモチャを使って築いた愛犬との関係は飼い主さんを信頼して従っている「心」の関係ではなく、
おやつやオモチャがほしいから、従っているフリをしている「モノ」との関係なのです。
私のしつけ方法がよそで行なわれている方法と違うところは、「人の愛情に喜んで従いたい」という心理を育てていくことにあります。
つまり、あなたの愛犬が、飼い主であるあなたを信頼して従うようになる「心」の関係を築く方法です。
TVチャンピオンの競技の中で、「待て」でどれぐらいの時間待たせることができるかという競技がありました。
その時に、「3時間は楽に待たせられます」と話をしたら、出場していた他の訓練士もアナウンサーも、スタッフの方たちもびっくりしていました。
TVチャンピオンに出場するような、トップレベルの訓練士がやっているしつけ方法でも「待て」で待たせられる時間は長くても数分間なのです。
しかし私がやっているしつけ法ならば、3時間でも4時間でも待たせていることができます。
この違いはなにかというと、犬が「待つ」という行動を我慢してやっているのか、喜んでやっているかの違いなのです。
おやつやオモチャを使ったしつけ方法では、犬は「待ちたくないけれど、おやつがもらえるから待つ」というふうに「我慢」をしている状態です。
それに比べて、私が行っているしつけ方法では、犬に「人間に従うのがうれしい」という気持ちが育っているので、「我慢」ではなく、
飼い主の言うことをよろこんで聞いて、待っている状態なのです。
そのため、どんなに長い時間でも待っていることができるのです。
犬をしつけることを、「しつけをするとかわいそう」という人がいますが、それは、しつけとは我慢をさせることだと思っているからではないでしょうか。
私がやっているしつけ方法は、飼い主と愛犬との信頼関係を築くことを目的としていますので、かわいそうということはありません。
それどころか、犬と人間が心と心でつながり、犬が人間社会で豊かに暮らせるようになります。
犬と人間がともに幸せな生活をしていくために、正しいしつけは必要なのです。
飼い主と愛犬との信頼関係を築くしつけ方
犬の競技会でトップをとれるような犬は家庭犬には向かない?
ここで、私の今のしつけに至るまでの話を聞いて下さい。
私は昔から犬のことが好きで、世界一の犬のしつけのプロになろうと、警察犬訓練所につとめ、そこで6年間半しつけの勉強をしました。
警察犬訓練所に居る間は、様々な犬のしつけを競う競技会に出場しました。
そして数多くのトロフィーも獲得しました。
その頃は、競技会に出て、良い成績をとることが、犬のしつけのプロとしての価値だと思っていたのです。
警察訓練所で得たしつけ方法に自信を持っていたので、その後、独立をして「ドッグトレーニングロード」という犬のしつけ教室を立ち上げました。
そして、命令に対してピっときびんに命令に従う犬をどんどん育てていきました。
競技会で1位になれるようなそれは素晴らしくしつけられた犬です。
しかし、私の自信とは裏腹に飼い主さんから次のような不満の声があがりました。
「言うことは聞くようになったけれど、訓練をする前のほうが扱いやすかった」
とてもショックでした。
しかもこの不満の声があがったのは1人の方だけではなかったのです。
警察犬訓練所で習得した犬のトレーニング(しつけ)を行い、
犬の競技会でもトップになれるような犬を育てたつもりなのにもかかわらず、いったいこれはどういうことなのだろうか・・・。
そこから、犬の心理学、ストレス学、海外で行われている犬のしつけ方や犬と人間の接し方などを徹底的に勉強して犬の習性、本能を様々な角度から勉強しました。
そして、犬のしつけは、犬の習性に合わせるということが一番だとわかったのです。
つまり、いままで訓練所で覚えてきた、食べ物やボール、などを使ったしつけというのは間違っていたということがわかった瞬間でもありました。
これらの体験を経て、現在の犬と人間の信頼関係を育てる犬のしつけ方法を開始したのは17年前のことです。
それからは、犬の習性に合わせ、しつけをしていきました。
そして飼い主さんからの喜びの声もたくさんいただきました。
私のしつけ方法で、多くの愛犬家が、犬との信頼関係が築け、犬との豊な生活がおくれるお手伝いが出来ればと思っています。
犬の習性に合わせる、しつけ方とは?


